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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

シンポジウム・研究会

公募共同研究

「巨大災害に対する民衆の知恵―ミャンマー・イラワジ管区マウービン群の村落における事例研究ー」
研究代表者:林 泰一(京都大学防災研究所)

研究課題
巨大災害に対する民衆の知恵-ミャンマー・イラワジ管区マウービン群の村落における事例研究-
(実施期間:平成20年度~平成21年度)
研究概要
2008年5月にミャンマーのイラワジ沿岸部に上陸した大型サイクロン・ナルギスによって大きな被害 が発生した。21COEプログラムのミャンマー・フィールド・ステーションの共同調査地であるマウービ ン郡の3つの村も家屋の倒壊などの被害が発生したが、現在すでに村々の暮らしは平常にもどりつつあ る。本研究の目的は、このミャンマーでの未曽有の大型サイクロン対して、被災住民はこれまでの村の暮らしによって育んできた「在地の知恵」を発揮し、復興の実践活動に生かしている。この研究の主目的は、被書の発生状況および復興の実践活動を記録することである。具体的には以下の4課題に取り組 む。(1)過去のサイクロンなどの災害に対する防災・減災方策を、村落レベルで歴史的に整理する。 (2)村人たちのサイクロン災事の実経験にもとづく具体的な巨大災害に対するイメージや復興への見通し、災害への対応を明らかにする。(3) 「在地の知恵」にもとづいた巨大災事の防災・減災・復興 に関する地域/農村開発計画への提言。(4)ベンガル湾の過去のサイクロンの気象学的特徴の解析。
平成20-21年度の研究会
  1. 研究会名:京都大学気象学・東南アジア研究所公募共同研究「巨大災害に対する民衆の知恵」合同コロキウム
  2. 開催日:平成20年11月14日 16:30 - 18:00
  3. 場所:京都大学本部キャンパス総合研究2号館4階A447会議室
  4. 発表者:松村圭一郎(京都大学人間・環境学研究科)
  5. テーマ:「生存を支える地域/社会の再編成-ザンビア南部州jにおける食糧援助の事例から」
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