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スタッフ紹介スタッフ紹介清水 展(しみず ひろむ)
現在の研究関心
1995年にユネスコの世界遺産に登録されたハパオ村で棚田を見ながらギターの練習をする若者。もう1人の若者は携帯電話を持っている。右手奥に見えるのは教会、左手の丘の上は小学校〈2008年6月6日撮影〉 北部ルソン山地イフガオ州フンドゥアン郡で、この10年ほど、植林と棚田保全・先住民文化の復興・社会経済開発などの運動と、それらを支援する日本のNGOの活動について調査を続けている。彼らは、辺鄙な山奥に住み棚田耕作を中心とする伝統的な生活と文化を保持しつつ、海外出稼ぎにも積極的に出かけてゆく。グローバル化とネオリベラル経済の浸透に抗して/便乗して、自身の生活と社会の作り直しを試みる彼らを、私たちとは別の場所で、別の仕方によって、しかし同じ問題に立ち向かう同時代人として理解することにより、「今」の世界の成り立ちを周辺世界から見通したいと考えている。
第7艦隊の母港として、東京湾の喉元に米海軍基地が置かれている横須賀の戦後史をたどり、沖縄やフィリピンのスービックと比較検討することをとおして、ともすれば見過ごしがちな(あるいは忘却してしまった)アメリカの軍事的拘束と文化的影響について考えている
過去の研究活動は「アーカイブ」の「スタッフ紹介」をご覧下さい >>> 平成21-22年度活動記録著者・論文等 | 研究プロジェクト | フィールド調査 | 研究会・セミナー | データベース |
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